周囲の大人が安全基地となり見守る大切さ
皆さんは、子どもの失敗とどのように向き合っていますか。身近な子どもの失敗を思い浮かべてみると、“食事を食べこぼす”“服のボタンを掛け違える”“走り回って転ぶ”等、子どもが成長していく過程で、あって当然のことだと理解できるでしょう。あるいは、“水溜りに入って靴を泥だらけにする”“服を着たままプールに入ってしまう”。このようなことは遊びの一環であり、子どもは失敗だとは思っていません。
子どもにとっての失敗とは、成長する為に欠かせないものであり、成功の喜びを感じる為に不可欠なものであります。つまり失敗がなければ成功の喜びや達成感を感じることはできないのです。そのようなことを踏まえて子どもの失敗と向き合うと、少しだけ受け止め方や言葉掛けが変わってくるのではないでしょうか。